今日見た夢 メモ 2
通路を遮るように倒れているデカい木、今にも溢れそうなくらい増水してる川、ヌルヌルで滑る地面、高校生の頃、デカ目の台風の直後に学校の行事で訪れたあのときの風景そのままだった。
懐かしいな〜なんて思ってると急に目の前にTKが現れた。
なんでここに!?と思って周りを見てみると僕が知る限りのサークル員が全員いた。
状況が飲み込めないまま呆然としているとそけむにが急にでかい声で言った。
「では今から、サーベルタイガーを倒す部内戦を開始します」
パチパチパチ…
鳴り響く拍手。みんな「ようやくこのときが来た…」と感無量な表情をしていた。意味が分からず唖然とする僕を尻目に、サークル員が次々と比叡山の荒れた坂道を登っていく
よく分からないけど行かなきゃ…と僕も登る。
比叡山の山道は途中の寺院に寄り道しなければ思いの外短いことを思い出す。
20分(体感)くらい登ると、もう頂上だった。
ここにサーベルタイガーがいるのか?
不安な気持ちで辺りを見渡す。
僕の5メートルほど前にいた後輩(誰か忘れた)が「あ!あれじゃないですか?」と僕の真後ろを指差す。
焦った僕が振り返ると、そこにいたのは確かにサーベルタイガーだった。
小学生の頃買ってもらった「地球の歴史図鑑」みたいな本のサーベルタイガーのイラストそのままであると僕は気づく(よく気づいたな)。
驚いた僕は逃げようと走り出す。
しかしある異変に気づいた。
サークル員が全員消えている。代わりにいたのは、大量の蝿のような虫。
この季節になるとこいつが滋賀県では大量発生する。
しかしこの量は異常だ。羽音以外の音が何も聞こえないくらい、大量の虫が黒い塊になって僕に向かってくる。
そういえばサーベルタイガーは!?と後ろを振り向く。しかしそこにはもう何もいなかった。
僕は立ち尽くす。
「終わった…」
もうダメだ。虫は視界を覆い尽くすほどの大群と化しており、逃げても無駄だと理解した。
こんなとき、どうすればいいんだろう?
考える。そして思いついたことのあまりのバカバカしさにフフッと笑う。
でも何となく、こうすることで救われる気がしてならなかった。
ツイートボタンをタップし、打ち込む。
「健康的な起床」
まじで何?