くろいヘドロ

オタクです

「松岡」の呪われた運命について


「松岡」

 

 

この言葉を聞いて、最初に思いつくことは何でしょうか?

 

ドヒドイデ松岡?誰ですかそいつは。

 

松岡と言っても色んな松岡がありますが、多くの人が真っ先に思い浮かべる松岡は、恐らくこの松岡だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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松岡修造

 

 

日本テニス界の立役者であり、レジェンド。弟子に今話題の錦織圭を持ち、スポーツ番組だけでなく、ドキュメンタリー番組のMCも務める熱い男。

 

そう、松岡性を持つ者以外の人は言うでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、僕から言わせてみれば、こいつはクソ野郎です。

全国の松岡の性を持つ者を古代より苦しめ続け、一度松岡の性を持ったなら、こいつの呪いからは逃れることは出来ないでしょう。

松岡一族の穢れた血は、こいつから始まったのです。

 

法で裁けない悪・・・これほど多くの松岡を苦しめたのにも関わらず、彼は罪の意識もなく平和に暮らしています。到底許すことが出来ません。

 

この記事では、松岡修造という男の真実をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

修造見てるか?見てないだろうな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・松岡修造が犯した罪

松岡の性を持って生まれ、避けては通れないものがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「修造いじり」です。

 

 

 

 

「お米食べろ!って言ってよw」

「お前が昨日休んだおかげでめっちゃ涼しかったわ!w」

「今日の味噌汁しじみ入ってないやんw」

 

こんな安直で面白くないいじりが、毎日のように飛んでくる生活。

当時はニコニコ動画で修造MADが流行ったのも相まって、松岡修造は、「松岡」という名字に、絶大な影響を及ぼしました。

 

 

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↑松岡をいじめる陽キャの図(イメージ)

 

 

 

 

これにより苦しんだ松岡は少なくないと思います。

 

僕もその松岡の一人です。初めは面白がっていたのですが、「お米食べろ!」と叫び笑いを取るたびに、彼に僕のアイデンティティーを奪われている気がして、「自分とは何なのか」と毎晩枕を濡らして考え、「いっそのこと修造になりきったほうが幸せなんじゃないか?」と思う日もありました。

自分が修造に飲み込まれていくことへの恐怖に常に怯え、松岡という名字に課せられた運命を自覚した僕は、神の不平等を憎みました。

 

そしてそのうち諦めの感情を持ち始め、そのころにはもう、僕は修造になっていました。苦しみながら自我を保ち続けるより、修造になることを、僕は選んだのです。

 

学校では修造になって偽りの笑いを取り、家に帰り本当の自分に気づき、涙を流す日々。自分の名字を憎まない日はありませんでした。

 

 

 

しかし、全国の松岡の苦しむ声を無視し、彼はそのキャラを辞めることはありませんでした。むしろ加速させます。

 

 ネット民はそれを面白がりMADやコラ画像を量産。僕はもう、「仕方ないことなんだ」と悟りを開き、抗うことを辞め、苦しむことを辞め、穢れた松岡の血を、一生背負っていくことを決意しました。

 

このことは、僕の心に大きな傷を負わせ、一時期は「松岡」の文字を見ただけで蕁麻疹ができるレベルまでトラウマになっていました。

 

このように、松岡修造は多くの松岡を苦しめ、悲しませた極悪人です。

この記事をきっかけに、多くの松岡が救われ、松岡に対する理解が広がることを願っています。

 

それでは、よい松岡ライフを!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、僕は松岡を捨てることが出来なかった。 

 

 

 

 

 

 

 

ポケモンサークルのHNという自らの名前を捨てる絶好のチャンスを無駄にし、「ドヒドイデ松岡」というふざけた名前にしてしまった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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「どうした?憎むのなら、捨てればいいじゃないか」

 

 

 

 

 

 

 

そう囁く修造の声が聞こえるのです。ドヒドイデ松岡と名乗るたびに、耳鳴りのように・・・

 

 

 

 

 

 

僕もまた、罪人なのかもしれない。

僕の犯した罪、それはアイデンティティの確立という青年時代の最も重要な課程を松岡修造に委ね、甘えてしまったこと・・・。

そしてその罪を修造に擦り付け、罪の意識から逃げたこと。

 

 

ごめん修造、ようやく気付けたよ

 

許してくれるかい?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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修造「いいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいよあり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

許してくれました

 

 

 

 

終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事はフィクションです。